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フレッシュ・フレッツ

フレッツがすごい理由

プロバイダを介した

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プロバイダを介した

グリン・グリーンウォルド著、田口俊樹・濱野大道・武藤陽生訳「暴露 スノーデンが私に託したファイル」を読みました。著者はジャーナリストでイギリスの新聞・「ガーディアン」等に寄稿されている方で、ガーディアンのサイトの内容についてはある程度任されていた人物のようです。で、スノーデンですが、アメリカのCIAやNSAの局員として政府の情報取集活動をしてきた人物で、その収集内容を白日の下にさらした人物です。  スノーデンの方から著者に接触を試みますが、著者も忙しかったのか、訳も分からず高いセキュリティレベルを求めてくるスノーデンを相手にしていなかったのか、なかなか接触が成立しません。著者と旧知であるローラを介して、漸くスノーデン、著者、ローラの3人で会う運びとなるのですが、どうしてスノーデンがここまでして著者にこだわったのかが今一つわかりませんでした。  スノーデンとの接触の経緯から、実際のやりとりを経て、いよいよスノーデンのファイルの解説に移ります。ざっくりまとめると、アメリカのNSAが中心になって、インターネット上の情報や、プロバイダを介したメールのやりとりなどの情報を保存、監視しているのだという事でした。SNSも例外ではなくGoogle、Facebook、Twitterなど名だたる世界的なサイトもすべてNSAに情報を提供しているという事でした。いや、Twitterは断ったケースもあったようなので、ちょっとカッコいいなと思いましたね。「世界中の情報を整理し尽くす」というGoogleのビジョンは、そっくりそのままアメリカ政府のモノだったという事ですね。  ジュリアン・アサンジが「Facebookは、人がかつて発明した中で最もおぞましいスパマシンです。」と言ったことがありましたが、まさしくその通りだという事でしょう。エリック・シュミットも「どうしても人に知られたくないことがあるなら、初めからそれをするべきじゃない」と自らの商品も含めて話しているようです。おっしゃるとおりで現在Facebook全盛で、たくさんの方が利用されていますが、そこにすべてをさらけ出してしまうような方はほとんどいないでしょう。人に知られてもいいような事だから、投稿するのでしょうから。友達限定で使用されている方も、友達に知られて構わないことを、アメリカ政府が知ったからと言ってどうなのかと思います。  では、どうしてアメリカ政府がそんなことをやっているのかというと、「大量監視はテロを防ぎ、人々の安全を守るためだけに使われてる」という事でした。しかしながら、大量監視が行われている中でも、様々なテロ活動が実施されていると本書にはありました。そこから話は、ジャーナリズムのあり方にシフトしていきます。こうした政府の内幕を暴露していくと、大手の報道機関は暴露した人間を叩いて、政府の味方に付くのですが、それはジャーナリズムに反すると著者は言います。そのあたりも気になるところですが、個人的に気になるのは、大した効果もないのにテロ対策としてこの大量監視を続けているアメリカ政府には別な意図があるのではないかという事です。勝手な想像に過ぎませんが、そのあたりもスノーデンのファイルには入っているのですが、そこまで世間に公表するのはそれこそ問題になってしまうのではないかと思いました。では、そんなアメリカ政府の意図とは何か。例えば三百人委員会みたいに、残されるべき人間を人選しているとか、人間の思考の変遷を世界的につかむとか、どんどん陰謀論に近づいていきますが、そんな感じで、想像が膨らむ一方で、腑に落ちない内容でした。私の「いやー、呑んだね。」というつぶやきをアメリカ政府まで見ていてくれたとは、光栄です。
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フレッツ丸
性別:
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